本州から戻ったトキの雌が雄とペアに(産経新聞)

 新潟県佐渡市で昨年9月、野生復帰を目指して放鳥されていったんは本州に渡ったが今月2日に佐渡に戻ったトキの雌が8日、雄とペアで行動していることがわかった。雄は求愛のような行動を示しており、繁殖の期待が高まっている。

 雌は昨年9月に2次放鳥された20羽(1羽は保護ずみ)のうち1月中旬に新潟県五泉市に飛来、今月2日に佐渡市に戻った。環境省やトキの観察ボランティアらによると、6〜8日の3日間、雄とペアで行動するのが確認された。雄は繁殖期を迎えたことを示す黒灰色になっており、求愛行動を意味する小枝を折って雌に渡す行動を試みたが、雌は応じなかったという。

 日本野鳥の会佐渡支部の土屋正起副支部長は「雄は積極的だが雌はまだ1歳半で若い。繁殖能力はあるため両思いになるのを見守りたい」と話している。

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